ケルセチン

ケルセチンとは、別名ビタミンPともいわれ、フラボノイドの中でもフラボノールに分類されるポリフェノール化合物の一種です。ケルセチンはタマネギやホウレン草、リンゴや緑茶などに多く含まれていて、ビタミンCの吸収を助ける働きがあります。ケルセチンはアレルゲンに対する反応を緩やかにしてくれる効果が認められ、ドイツでは抗ヒスタミン剤として医薬品に認定されています。

ケルセチンは脂肪吸収を抑制したり、強い抗酸化作用、抗ガン作用も持っています。他にも、花粉症の炎症を抑える効果やアレルギーを抑制する作用があります。通常、食品の中では配糖体として存在しており、その中ではルチンが有名です。