2010-01-01から1年間の記事一覧

葉酸

葉酸(ようさん)はビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。プテリジンにパラアミノ安息香酸とグルタミン酸が結合した構造を持ちます。葉酸は、1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウ…

フコイダン

フコイダンとは、1913年にスウェーデンの大学教授 Kylin氏により昆布などの褐藻類の粘質物から発見され、彼によって「フコイダン」と名づけられました。食べることのできる海藻類の中で、特に褐藻類であるモズク、昆布、わかめ、ヒジキ、メカブなどに含…

アスタキサンチン

アスタキサンチンは、鮭の身やイクラ、藻などに多く含まれるカロテノイドの一種。鮮やかな赤い色をしており、鮭の遡上の際に大量に発生する活性酸素から筋肉を守り、イクラの卵の中にあるDNAを紫外線から守るなど、非常に強力な抗酸化作用があることで知られ…

プエラリア・ミリフィカ

プエラリア・ミリフィカ(学名Pueraria mirifica)は、タイ北部に自生するマメ科の植物で、根が大きな塊状になるのが特徴です。タイでは白ガウクルア(一般名White kwao keur)と呼ばれ、その塊根は若返りの薬として知られていました。また、食用にもされて…

プラセンタ

プラセンタは英語で胎盤という意味です。 しかし健康食品や化粧品で「プラセンタ」と呼んでいるのは胎盤そのものではなく、胎盤から細胞分裂を促進する成長因子(グロースファクタ)や他の栄養素を抽出したものことです。哺乳類は、たった一個の卵とたった一…

シトルリン

シトルリン(Citrulline)はアミノ酸の一種で、1930年に、日本でスイカから発見されました。シトルリンという名前はスイカの学名Citrullus vulgaris(シトルラス ブルガリス)から名づけられたものです。シトルリンはスイカの原種といわれているカラハリ砂漠の…