水素水

一般に水道の水やお店で買えるミネラルウォーターなどは、ほとんど活性酸素を含んだ水で、これを「酸化水」といいます。酸化水を飲むと細胞が酸化され、細胞の老化を促進します。活性水素水は酸化水による老化の進んだ細胞を元の状態に戻す働きをします。

水素は一般に「H2」といいますが、これは水素分子です。水素原子「H」は還元作用が強力で「活性水素」と呼ばれています。体内に大量発生した活性酸素も、活性水素と出会うことで化学反応が起き、水(H2O)として体外に排泄されます。活性水素水により常に発生する活性酸素を除去してくれます。

活性酸素が万病の元であることは、ちょっと健康に関心のある方であればご存知でしょう。この活性酸素を瞬時に中和して、ただの水に換えて、病気を未然に防いだり、さまざまな疾病疾患を緩和・治癒するのが活性水素を含む活性水素水だとの論文が発表されたのです。

電気分解方式により生成された活性水素水には30気圧以上の高圧で溶解させた程度の水素が溶解(溶存水素)していると言われています。この溶存水素の一部が活性水素であり、この活性水素を含有した水を特に活性水素水と名付けられました。

電気分解で生成された陰極水が一般に『活性水素水電解還元水』と呼ばれています。そして、その多くの水はorp値マイナスを示します。では何故マイナス値(還元力)を示すのでしょうか?それこそ『水素』の存在なのです。水素は何と『-420mv』もの強力な還元力を有します(因みに酸素は+820mvの酸化力)。ですから、溶存水素が多いほどorp値のマイナスが多くなることになります。

業界では一般に『マイナス200mv以上の還元電位を有する』水を電解還元水・活性水素水と呼んでいます。それ以下の±0〜-199mvまでのマイナスの水を活性水素水。それ以上のマイナスの還元電位を有する水を電解還元水活性水素水と思っていただけると宜しいでしょう。

活性水素水で便の悪臭が消えます。活性水素水の飲用は、胃腸内異常発酵の改善に有効であると厚生省に認可されています。活性水素水は、腸内を異常発酵させる活性酸素を消し、腸内微生物の代謝を改善します。黒褐色で悪臭がひどく硬い便は1〜2週間で淡黄色で軟らかい便になり、悪臭も消え、腸の中は健康状態になり、様々な病気の予防や改善につながります。

活性水素水は、からだの細胞が錆びる(酸化される)のを防ぎ、若々しく見える「不老の水」とも言えます。